衣葡林 長安乱れ花 美肉侵寇

 

【第5話】

手荒い挿入であるにもかかわらず、不思議にも痛みはなく、むしろ悦楽の渦が衣撫林の肉体を取り巻いていた。
『四川の媚薬』が効果を発揮し始めたのだ。
それでも抵抗の姿勢は決してくずそうとしない。
往復の度に額に汗をにじませた衣撫林の顔がわずかに歪む。
だが、すぐにそれを打ち消すように衣撫林は、董卓の顔を鋭く見つめかえす。
その瞳には、強靭な意志が漂っているように見える。
董卓は単調な抽送を繰り返す。
太い肉柱が全て露出するほどに腰を引く。
そして同じ速度でそれを逆行させ、重々しく奥まで貫く。

「ぐふふ、突き込むたびにどんどん濡れてくるぞ、衣撫林」
「……」

湿り気の混じった卑猥な音が室内に響く。
董卓が深く腰を突きだす都度、衣撫林は唇を噛み締める。
次第に立ち昇ってくる快楽の気配を、懸命に自らの意思で抑えているのだろう。
董卓の手が、衣撫林の乳首をつまむ。
揺れる乳房を愛撫しながら、董卓は腰の往復を続ける。
鼻から空気を抜くような、苦しげな息遣いが衣撫林に垣間見えてきた。

「気持ちよくなってきたのじゃろ? 衣撫林」
「……」
「この程度の突きでは物足らぬか? もっと激しくしてほしいのか?」

誘うようにささやきながら、董卓の指先が衣撫林の唇に触れる。

「さあ、指をしゃぶるのじゃ」

強引にそこに侵入した指先を、董卓を睨みつけながら衣撫林が咥える。
衣撫林の舌を指先でいじめながら、董卓が腰の突きに力を込める。

「ほらっ、どうじゃ」

董卓の責めがもたらす効果を否定するように、衣撫林は声を懸命に抑え、首を小さく左右に振る。
額の汗が玉のようになっている。董卓がさらに衣撫林の両脚を抑えこむ。
膝裏を上から押すようにしながら、董卓は深々とした抽送を繰りかえす。

「衣撫林よ、穴が狭いのか、わしが太過ぎるのか、どちらか知らぬがすごい締りじゃのう」

董卓が満足そうにそう言いながら、腰の速度を加速させていく。
両手を衣撫林の顔の横に置き、激しく腰を振る。
ぱんっ、ぱんっ、と二人の裸体が触れ合う音が部屋にこだまする。

衣撫林が我慢しきれない様子で瞳を閉じる。
唇をぎゅっと噛み締め、床の敷物を握りしめるような仕草を繰り返す。
美しい乳房の先端に、桜色の乳首が硬く隆起している。
董卓の肉棒が往復する秘所のあたりにも、漏れ出す衣撫林の蜜がいやらしく濡れ光っていく。

「どうじゃ、気持ちよいか、衣撫林」

終幕を思わせるほどの勢いで、董卓が激しく腰を振る。
一瞬、衣撫林の唇が、わずかだが開き、そしてすぐにそれが閉ざされる。
そんな光景が繰り返されていく。

「奥まで入れてやるぞ、それっさ、それっ、それっ……」

とどめを刺すように、董卓が深々とした腰の突き込む。

「あっ……」
 
衣撫林の喉奥から、かすかな吐息が漏れる。

「ほらっ……、もっと奥まで、もっと奥まで……」
「うううっ……」

激しい董卓の攻めに、それ以上声を抑えこむことができないように、衣撫林は唇を開いてしまう。
だが、すぐにそれを閉じ、何かに集中するように、顔に強固な意志を取り戻す。
結合を果たしたまま、董卓が上半身を前傾させる。

「いくぞ、衣撫林……」

董卓の強暴な攻めに、衣撫林は床の敷物をきつく握る。
声を抑えうとするが、乱れる息遣いはもはやごまかしようもない。

「はぁはぁはぁ……」

董卓が激しく腰を振る。

「たっぷりと出してやるからな」
「ううっ……やめて……」

冷酷な言葉に衣撫林は泣き濡れる。
董卓の息が荒くなり、肉柱の突き込みも一段と勢いを増していた。

「いくぞ、衣撫林、いくぞ~~~!」

董卓は肉柱を埋め込んだまま動きを止めた。
直後、体内に熱い液体が放たれるのを衣撫林は感じた。
放出は短い間隔で何度も起こった。
そのたびに肉柱が脈動しているのも感じた。
噴出した精液が身体の中でじんわりと広がっていくのが分かった。

射精を果たした董卓は肉柱を引き抜いた。
奥から精液が漏れ出し、花弁を濡らした。

「ぐふふふ、よい味じゃったぞ。一度抱いたら何度でも抱きたくなる女じゃのう」
「……」

衣撫林の麗しい肉体を征服した董卓であったが、まだそれだけでは満足できなかった。
彼は捉えた獲物をとことんいたぶるという加虐心を心の中に潜ませていた。

まもなく董卓お抱えの鍼師(はりし)が呼ばれた。
鍼師が用意したのは、医療に用いる中国鍼といわれる鍼であった。
長さは十センチほどあるが、かなり細いため刺されても見た目ほど痛みはないという。
鍼師はその一本を取り出して、衣撫林に見せながら語り始めた。
衣撫林は不安そうな表情で彼の言葉を聞いていた。

「衣撫林様はこの鍼を知っていますか? あなたはまだ若いので、使ったことがないかも知れませんが。この鍼はいつもは董卓様の腰の治療に使うのですが、今日はちょっと違う場所に使います。これをどこに使うか分かりますか? 今日は特別に女体責めに使用します。効果が四川の媚薬よりも二倍強力な『西域の媚薬』をたっぷりと鍼の先端に塗り込みます。衣撫林様の身体の奥深くに薬が浸み込めばどうなるやら……とても楽しみですね。ひっひっひ……」

 
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