クロス・ラヴ(第2節) 女性誌ニャンニャン

 

【第9話】

嗚咽に近い喘ぎ声が浴室に響き渡った時、ついに球はのぼりつめてしまった。
球が達したことを知った浩一もまた球の中で肉棒を激しく硬直させ痙攣とともに果ててしまった。

ありさと球それぞれのカップルは仲良く揃ってチェックインしたが、当然ながらチェックアウト時はめいめいに退出した。
外気はかなり冷え込んでいたが、球たちは腕を組み、ありさたちは手を繋ぎ、それぞれが道玄坂を下り渋谷駅へと向かっていった。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

いよいよ出発の大晦日を明日に控え、ありさと球は旅行の準備に余念がなかった。
女性の場合、旅行の準備は男性よりも時間が掛かってしまうことが多い。
衣装選びに頭を悩ませ、化粧道具等のアイテムにも入念なチェックを行なう。
特に下着選びともなると、彼女たちは真剣なまなざしで持参するものをチョイスする。
ありさと球は偶然にも時を同じくして下着の選択を行なっていた。

ありさ「にゃんにゃん~、オンゴサマー♪この下着って本当にいい感触だにゃあ~。俊介はこの下着をどんな風に触れてくるんだろうなあ?うっふ~ん、ワクワクしちゃう~」

ありさはガーゼ状の下着オンゴサマーを両手で掲げ嬉しそうに広げてみた。

ありさ「あんなことやこんなこと、いっぱいされるのかなあ?・・・やんやんやん~!」

旅行バッグへの詰め込み作業を終えたありさはサイドボードから紅茶用のカップを取り出した。
カップにはありさの大好きな小猫の絵が描かれている。
ソファに寛ぎアッサムの豊潤でコクのある香りを愉しむありさ。
何気に数日前に買ったばかりの女性雑誌『ニャンニャン』をめくってみた。
今月の特集は『彼氏に浮気をさせないために』であった。
ありさはこのキャッチフレーズに惹かれ発売日を待って買ってしまった。
ページを繰るとレディスコミック顔負けのエロチックなイラストも掲載されている。
ありさは目を輝かせて耽読する。

ありさ「どれどれ?どんなことが書いてあるのかなあ?」

『魅力的な女になること』

ありさ「ぷっ!そんなの分かり切った答じゃ~ん。誰でもそんなの分かってるっつ~の~。でもその通りかも。私も女を磨いて魅力的な女にならなきゃあ~。うん?なになに??」

『セックスのシチュエーションに気を配ること』

ありさ「にゃっ♪それで・・・?」

『例1・場所選びは大事。彼氏の家ばかりとかワンパターンはできるだけ避けよう。常に変化を持たせて』

ありさ「私達の場合はラブホが多いからいいのかな?でもたまには信じられないような場所でするのも刺激的かも~♪例えば公園とか?やんやんやん!クルマは狭いし見られる可能性があるから嫌いだとか言って俊介は滅多にクルマでしたがらないしなあ~」

 
toukou02
 
toukou
 
 
この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。
 
ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え
体験談・投稿体験談・夜学問・官能詩
エロエッセイ・その他カテゴリー多数
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA