【第9話】
両肩に添えた手が乳白色の湯の中に沈んだ。
湯の水位はちょうどありさの乳首の辺りに来ている。
湯が白く濁っているので俊介の手がよく見えない。
突然ありさの腹部に俊介の左手が触れた。
そして右手は小ぶりではあるが形のよい乳房に絡みついた。
俊介はありさのうなじにそっと頬を密着させた。
両手と頬を駆使してありさの鋭敏な肌に愛撫をほどこす。
かすかな声がありさの口からもれた。
ありさ「あぁ・・・」
うなじに愛撫、乳房に愛撫、腹部に愛撫・・・
しかも俊介の胸はありさの背中にピッタリと密着している。
愛する男にねっちりと丁寧に攻められて萌えないはずがない。
ありさはたちまち激しい昂ぶりを見せはじめた。
ありさ「にゃぁ~、そこすごく感じるう~、あぁ~ん・・・」
俊介「首筋かい?」
ありさ「ううん、全部ぅ」
俊介「ありさは身体中全部が性感帯だね」
ありさ「あぁん、そうかも~」
俊介「じゃあ、ここはどうかな?」
言うが早いか湯の中の左手が動いた。
臍の少し下辺りを撫でていた指がさらに下へと移動した。
ありさ「あっ・・・そこは・・・」
小高い丘陵を越えて指は渓谷へと滑り込んだ。
渓谷は見事なV字型の切れ込みを呈している。
渓谷に指を挿し込んでみると繊細な肉ひだがまるで生き物のように絡みついてくる。
ありさ「にゃっにゃっにゃっ!そこはダメなの~~~!」
俊介「え?ダメなの?それじゃ触るのやめとこうか?」
ありさ「俊介のイジワルぅ~」
俊介「じゃあ、ここをどうして欲しい?」
ありさ「あ・あぁん・・・こ、こすって欲しいの・・・」
俊介「こうかい?」
俊介は渓谷に挿し込んだ指を往復させた。
渓谷の切れ込みの長さは約7センチ。
そんな短い距離で中指は巧みにうごめく。
ありさ「あああ~・・くはぁ~・・ああん・・俊介ぇ・・すごくいいよお~・・・」
俊介「湯の中なのでよく分からないけど、もうびちょびちょじゃないの?確かめてあげるからバスタブの縁に座ってごらん」
ありさ「恥ずかしい・・・」
すっかり上気させてしまったありさは、俊介の指示どおりにバスタブの縁へ腰を掛けた。
ありさの正面に陣取った俊介はゆっくりと太股を開かせる。
ありさは恥ずかしさのあまりつい目を逸らしてしまった。
ぐっしょりと濡れた薄めの若草は、大事な場所を隠す役目などすでに果たしていなかった。
サーモンピンクの美肉がしっかりと見えている。
開脚姿勢のせいで渓谷はわずかに開き、真珠までが恥ずかしそうに顔を覗かせている。
俊介はありさの股間に顔をうずめた。
「あぁ・・・それはぁ・・・」
(じゅる・・・ちゅぱちゅぱちゅぱ・・・ちゅぱちゅぱちゅぱ・・・)
ありさ「あっ、あっ、そんな・・・あっ、あっ、あっ・・・だめぇ・・・」
唇と舌が交互にありさの渓谷を攻めたてる。
溝をこそぐ舌先は渓谷上部に位置する真珠に及んだ。
ありさはまるで身体に火か点いたかのように激しく喘いだ。
それでもためらうことなく攻め続ける俊介。
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