サチ 白の記念日

「でもさ、なんでホワイトデーって言うのかしら?俊なら知っているんじゃないの?」
「ふうむ……なんでも40年ほど前に博多のお菓子屋さんがバレンタインデーのお返しの日としてマシュマロデーを作って、やがてマシュマロから連想されるホワイトからホワイトデーになったと聞いたことがあるんだけど」
「そうなんだ。お菓子屋さんの陰謀ってことね?」
「陰謀って何か人聞きが悪いなあ」

ある日曜日の昼下がり、お茶をしながらの会話であった。

「私さ、バレンタインデーに男性が愛を告白されて、その返事に彼女へ白いモノつまり男性の白いアレをあげる……そこから来てると思ってたの~。だってさ、友達がそう言ってたもん」
「で、サチはそれを信じてたわけか?」
「うん」
「はっはっは~!サチ、お前、バカじゃないか~?」
「もう!バカなんて言わないで!俊なんて大嫌い!」
「おおっと、怒らないでよ~。すまない、すまない」
「ったく、もう……」
「それにしても、ホワイトデーってうまく命名したものだね。男性からの純粋な愛……つまり【白】って純粋ってイメージがあるからピタリだったのかも知れないね」
「そうね。あ、ところで、私には何をくれるの?」

サチは身を乗り出して俺の次の一言を待っている。

「そうだね。真っ白な花か、純白のランジェリーと言いたいところだけど、それはやめて……」
「やめて……?で、何よ」
「真っ白のノートはどうだ?」
「ノート?そんなのいらないわよ~。シャレにもならないわ。(プンプン!)」
「冗談、冗談~。さあ、純白のランジェリーを買いに行こうか~。その後はもちろん、サチの中に僕の白いものを注いであげるからさ~」
「うふっ。そうくると思ったわ。でもアレはちゃんと着けてね。じゃあ、行こうか」

その後、約束どおりサチに純白のランジェリーをプレゼントして、ヌギヌギさせた後、サチの身体の中に僕の白いものを注ぎ込みました。
とは言っても残念ながらゴムありでしたが。

そんなサチとは別れてから、すでに3年が過ぎようとしています。
風の便りでは、その後結婚して幸せに暮らしていると聞きました。

ホワイトデーがやって来るたびに、サチの顔が浮かんでくるのです。

【サチ 白の記念日 完】

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