【第10章(5)】
「上手くなったなぁ。前からそれなりに上手かったけど、完全に俺の弱点ばっか…う…出る。ちょっと待てッ準備だけだって…くッ…」
ドクッ
「んあッ…」
パタッ
パタタッ
肉棒の先から噴射した白い粘液が、顔にかかり私を汚していく。そして着ていた黒いナース服に白い斑点を作った。
「んッ…ペロ……おいし…」
顔や髪についた精液を指ですくい、口に運ぶ。しょっぱくて苦い性の味が私の性感を更に高めた。
「くッ…はぁ……ふぅー……出さなくても良いって言ってんだよ。」
「ごめんなさい…前の時に出してもらってないから…」
「奴隷があんまりいきがんなよ。」
「キャッ」
力ずくで四つん這いにされ、スカートを捲られ下着を下げられた。
「ふふふ…」
「御主人様…?」
「入れてやるよ。」
ズプゥッ
「んああぁッ」
急に後ろの穴を貫かれ一番奥まで埋められた。
快楽よりも痛みが強い。
「ヒィッぎぃッ…」
「我慢しろよ。」
ズチャッ
ズチャッ
普段あまり聞かない粘着質な音を立て、肛門を責められる。
「肛門が捲れてるな。後で皆で見るのが楽しみだ。」
「撮らないでぇ…あッああッ…」
痛みはすぐに快楽に変わり脳髄を突き抜ける。
「マ○コもグズグズに濡れてるな。いつから濡れてた?」
「…ご、御主人様に呼ばれたときから…ああッ…」
「それにしちゃ濡れすぎだろ。まるでお漏らしだぞ?鞭の時か?フェラの時か?」
「意地悪ッ…ですぅッ…わかってるくせに…わかってるくせにぃ!」
絶対に気付いている。鞭で叩かれたときから有り得ないほど濡れ始めた事を。
それを私に言わせようとしている。
「言えよ。後でその言葉を炎之花達に聞かせてやろうぜ。」
「そ、そんなぁ…んひぃッ…」
「言えよ。」
「鞭!鞭で叩かれた時からぁッああッ…沢山濡れましたぁッ…痛くてぇ…痛くて気持ち良かったんですぅッ…あんんッ…」
「マゾだな。マゾで変態の雌奴隷になったな。」
「はい! はいぃッ! い…い…いく…ああッイっちゃいます! イってもよろしいですか!?」
「ああ。イけ。許す。」
「んあぁぁッ…んんんんッ…!」
歯を食い縛り、全身を痙攣させ性の高ぶりを解放する。
一瞬わけがわからなくなる感覚とその後の脱力感が体を支配する。
「満足か?」
「い…いえ…まだ…」
「まだ足りないか?」
「御主人様が出していません……御主人様が満足するまで…この穴をお使い…ください…」
目尻に涙が溜り霞む視界を彼に向け、精一杯の笑顔を見せる。
奴隷としての努め。彼に楽しんでもらい私が彼に必要な人間であるとアピールする。捨てられることが以前にも増して恐ろしくなった。
「良い心がけだ。だが、お前がイったせいで少し緩くなったな…よし。」
「え? わッ? きゃッ…」
彼は逸物が刺さったまま私を反転させ、仰向けにした。
「やっぱハメ撮りって言ったら正常位だよな。ついでに…」
彼は体を伸ばし鞄からバイブを取り出し私に手渡した。
「オナれよ。オナニー中毒者。」
「え?」
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