紫檀菖蒲 後編(8)

【後編(8)】

長年の調教の賜物か、リングを見せられただけでモノが緊張したように震える。
悠々と通るリングにペニスを通され、鬼人は嫌々と首を横にふる。

「だぁめ…ほら」
「ァグゥッ…!」

リングが絞まり始める。
勿論血流は止めず、射精だけが難しくなるよう、器用に締め上げるのだ。
そうして内側には、敏感な部分を虐めるのに調度いい小さな小さな刺が生えてくる。

「…感想は?」
「ぅ…ァ…ッ」

息苦しい程の圧迫と引っ掻かれるような痛み。
普通なら限界を通り越しているだろう全身からの激痛は彼にとっては快楽と同意語だ。
全身からの快楽をせき止められ、爆発寸前のところをせき止められるこの感覚。徹底的な激痛と支配に、鬼人の脳はすでにふりきれていた。

ボォッとしているのを許される訳はなく、妖子の平手が鬼人の頬を打つ。

「ギャンッ!?」
「返事は? 御主人様の言葉を無視して悦くなってんじゃないの」

唇の針が揺れ、痛みに意識が覚醒するが、耳元でした麻薬のような冷たい声に唾液を飲み込む。

「ご…ごぇんなさぃ…御主人、さ…」
「いけなくされた感想は?」
「ぅ…嬉しい…れす…」

生理的な涙はまだまだ止まらず、飲み切れなかった唾液が床に落ちる。虚ろな瞳と舌足らずな言葉に主は微笑む。

「…いけなくなって喜ぶなんて、お前はホントにマゾなんすね。さぁて、針はまだまだ終わりやせんよ?」

いけもせず先走りで床を汚すそこに、針が宛がわれる。
尿道口を突かれるだけで、えもいわれぬ快感が背骨を駆け抜け、思わず腰が抜けた。

「ガッ!!…か、はっ…!…!?」

首が絞まって慌ててたとうとするが上手くいかない。
苦しくて堪らないのか、上を仰いで空気を求める。ようやく体制を立て直す頃には、鬼人の顔が若干赤黒くなっていた。

「…息が整うまで待って上げるから、よくなったらねだりなさい」

下ろしてくれる気はないのか、妖子は冷たくそう言い放つ。
精神的にはあまり強くない鬼人にとって、妖子の冷たい声は「失敗したら構ってもらえなくなる」予感を産む不安要素である。
他の二人もそれはあるが、鬼人と違ってそこからも快感を得られる部分があるのだ。

鬼人にはその感覚はあまりない。放置プレイなど一時間ともたない。
だからこそ、冷たくされると必死になる。

「あ…ぅ…ご主人、様ァ…刺して…鬼人の、×××…に…刺し、てくらさ…ぁ…」

喉から声を絞りだし、霞む意識を保ちながらねだる言葉を考える。
朦朧とした瞳を向けると、妖子は楽しそうに微笑む。

「いいスよ。刺しましょ」

ざらついた、鈍い光沢の針が根本の辺りにあてがわれる。喉が引き攣り、悲鳴は上手くでなかった。さすがに恐怖もあるのか、躯は震えている。
針先がペニスの根本の肉に沈む。

「~~ーーーっッ、ーーーーッ!!?」

悲鳴ですらない。口を大きくあけ、目もこれでもかというほど開ききる。体中の穴という穴から、体液が溢れ出す。

 
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この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。 
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「M・Y様」に属しております。
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