クリスマスローズ 第9話

【第9話】

「ふん、何よ。ちょっときれいで人気者だからっていい気になってんじゃないの?イヴリンちゃん。」

美樹が鼻で笑いながら横合いから割って入り、イヴリンの乳首を摘みギュッと捻じ上げた。

「い、痛い!」

イヴリンは小さなうめき声を漏らし、ショートボブの髪を振り乱した。
髪は茶髪というよりむしろ紅色といった方がぴったりくる。

「おい、美樹、やめろ。イヴリンに傷を付けてはいかん!」

乱暴に振舞う美樹を見かねて遠山の叱声が飛んだ。

「ふん、いいのよ、これぐらい。この女、乳首を捻られたぐらいじゃへこたれないわ。」
「いいからやめろ!」
「はい、分かりました。」

美樹のふてくされた様子に苦笑いを浮かべていた遠山が、突然何か閃いたようで美樹にぽつりとつぶやいた。

「そうそう、美樹君、ちょっと君に手伝ってもらいたいんだがね。」
「私が社長のお手伝いを?どんなことをすればいいのですか?」
「うん、君は女だから当然同性の性感の壷は知り尽くしているな?」
「知り尽くしていると言えるかどうかは分かりませんけど、私もそれなりの経験はありますので大体は分かっているつもりですが…。で、何をすれば?」
「ふむ、このイヴリンの感じそうな場所を愛撫してやってくれるかね。ああ、それから風田君、君は写真を頼むよ。専門だし。」

美樹は微笑を浮かべ頷いたが、風田は不満な表情を露骨に見せた。

「チェッ、何だよ。俺は写真だけですかぁ。面白くないね~。」
「まあまあ、そう怒るなよ。美味しいところは後から君にも分けてあげるから。それとね、その写真は特別の意味を持つんだ。今は言えないけどね。」
「へっ、どうせ、撮った写真でイヴリンをゆすってヤリ続けようって言う魂胆じゃないの?図星でしょうが?」
「その辺は君の想像に任せるとしよう。とにかく今は言えない。じゃあ直ぐに写真の準備を掛かってくれ。」
「分かりましたよ。」

風田は一眼レフを手馴れた手つきで準備に取り掛かった。一眼レフはコンパクトデジカメと違って操作ボタンがボディ上面部についていることが多いので、各種のモード、数値設定はカメラを三脚に載せるより前に済ませておかなければならない。一通り設定が終わると三脚を広げて床に立て雲台にカメラを載せて付属のネジでしっかりと固定する。さらに三脚の高さを調節すれば準備完了だ。
美樹はニヤニヤと意味ありげな笑みを浮かべながらイヴリンのそばに詰め寄った。

「イヴリンちゃん、喜んで。私が殿方に喜んでもらえる身体にしてあげるからね。うふ…」
「何をする気なの!?や、やめて!」

美樹は直ぐにイヴリンの胸元に触れた。
整った形状の美しい乳房が同じ女性の手によって揉み解されていく。
イヴリンは美樹の指から逃れようともがいてはみたが、身体が僅かに動くだけで美樹の愛撫から逃れることはかなわなかった。
遠山たちは固唾を飲んで様子を見守っている。

まもなくカメラを構えていた風田がシャッターを切りながら遠山につぶやいた。

「社長、それにしてもイヴリンのおっぱい、めちゃくちゃきれいですね。この胸でどれだけの男を喜ばせてきたのでしょうかね。イヒヒヒヒヒ…」
「うん、確かに美しい。乳首もきれいなピンク色をしているし、肌の弾力性も申し分無さそうだ。これは楽しみだよ。ふふふ…」

美樹はイヴリンの双乳をゆっくりと揉み始めた。

「くっ…ううっ…」

イヴリンの乳房は適度な硬さを残し、型崩れすることなく、の同性である美樹の掌で揉みしだかれていく。

「うふふ、いくら感じないようにしようとしても無駄だわ。私の手に掛かればパンティの中が洪水になるのは時間の問題よ。だってレズの経験があるから女の壷は知り尽くしているわ。うふ。」

指先で桜色の乳首を摘み上げると、イヴリンの身体がビクンと波打った。

「あっ…や、やめて…」

イヴリンは同性に責められるおぞましさに脅えながらも、意外なことに身体は微かではあるが反応を示していた。
ふたりの様子を見つめていた遠山はその反応を見逃さなかった。

「女性に責められても感じるとはね。イヴリン、君にはレズっ気もあるようだね。はっはっは~。乳首がツンと勃起しているじゃないか。よし、私も手伝ってやろう。」

イヴリンの艶めかしい肉体を目の当りに見せつけられた遠山は、早くも男としての本能がふつふつと滾り始めていた。
美樹はよく心得たもので、遠山に場所を譲り自身はイヴリンの背後に回った。
憎きイヴリンがこの脂ぎった古狸のような遠山にいかにいたぶられるのか。想像するだけで痺れるような加虐的な快感が美樹の心を支配した。

遠山は美樹に対しイヴリンの背中に愛撫するよう促し、自身は乳房にむしゃぶりついた。
故意に卑猥な音を高らかに立てて愉悦に浸っている。
イヴリンは遠山の稚拙で下品な態度に顔をしかめた。
乳房への愛撫は美樹のような繊細なものではなく、実に無遠慮で自分本位なものであった。
揉んでは舐めまわし揉んでは舐めまわし…それを幾度となく繰返した。

(うう…うううぅ…や、やめてぇ…)

「はっはっは…私は君が事務所に来た当初からずっと目をつけてた。いつかチャンスが訪れたらモノにしてやろうと思ってたのさ。ところが君は芸能界を席捲するほどのスターダムに上り詰めてしまった。まあ嬉しい誤算ではあったがね。業界人としては人気スターに成長してしまった君と妙なスキャンダルだけは避けたかったし、全く手が出せなくなってしまったんだよ。だって妙なスキャンダルは人気スター・人気モデルにとっては致命傷だからね。それは長い間この世界に君臨してきた私だから痛いほど分かっているのさ。ところが先日、君は彼氏との噂が発覚してしまった……だから仮に今回、君とのことが発覚したとしてもマスコミは大して興味を示さないだろうからね。つまり私個人にとって今回は絶好のチャンスなんだよ。分かるかね?ふふふふふ。このチャンスは逃さないからね。ぐっふっふ。」

 
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この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
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