シチリアの熱い風 アリヴェデルチ・イタリア

【第10話】


彼のモノを見ているうちに、つい淫らな想像してしまって顔がカーッと熱くなった。

ジョルジョよりも色が濃くて、弓なりに反り返っている俊介のモノ。
私はそれが無性にいとおしくなって、両手で掴んで口に含んだ。
含んでいるうちに愛しさが募って、私にかなり強引な行動をとらせた。
私はいきなりキューッと吸い上げた。

(チュルチュルチュル~!)

「うわ~!そんなあ~!」

俊介が驚きのあまり大声をあげた。
俊介はこんな吸われ方をするのは初めてなのだろう。
私だって初めてだ。
私は久しぶりの再会を懐かしむように、俊介のペニスをしごき、舐め廻し、くびれた部分や 小さな先っぽの穴にまで舌先でくすぐってやった。

「うわわわ~!イヴ、すごい!強烈だっ!ね、ねぇ、そいつにもこんなことしてやったの?」
「してないわ。俊介だけよ、本当に」

俊介が私に入ってきた。
一頃の俊介よりも今日はペースが速い。
それだけ気持ちが昂ぶっている証拠であろうか。
硬いモノがおなかを激しくえぐる・・・。
いつもの俊介のペースじゃない。
つながっている部分がグチョグチョと音を立てるほど激しく俊介は私を突き上げた。

「イヴの中から、そいつの跡を全部消してしまいたい・・・」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

私はジョルジョに謝った。
本当に悪いことをしたと思った。
ジョルジョは怒らなかった。

「イヴ、君ノ中ニ、誰カイルコトハ分カッテイタヨ」
「本当に許してね。そして、ありがとう・・・」
「イヴ、日本語上手くなったろう?」
「ええ、すごく上達したわ」
「実ハネ・・・」
「ええ・・・」
「実ハ、君ト出会ッテカラ、街ノ日本語学校ニ通イハジメテイタンダ。少シデモ君ヲ理解シタクテ・・・」
「ええっ!ほんとに!?そうだったの・・・道理ですごく上達が速いと・・・」

ジョルジョの一途な想い、激しい情熱に、私は心が打たれそして痛んだ。

「イヴ、元気デネ。幸セニナルンダヨ。サヨナラ・・・」
「ありがとう、ジョルジョ・・・さよなら・・・ジョルジョ・・・」

ジョルジョの差し出す手を私はしっかりと握り返した。
彼の目頭に光るものを見たとき、私は思わず泣いてしまった。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

俊介と私はシチリアを離れ、帰国の途に着く前にローマに立ち寄ることにした。
俊介がぜひ行きたいと言ったのだ。

ふたりはトレヴィの泉にコインを投げ入れて祈った。
もう一度イタリアを訪れるためのおまじない。
それはきっと新婚旅行の時になるだろう。
街角のリストランテから、『アリヴェデルチ・イタリア(また会いましょう、イタリア)』のメロディが流れてきて、俊介と私を包み込んだ。

【シチリアの熱い風 完】

 
 

 
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