青海瑠璃 後編(6)

【後編(6)】

「やっと…やっと手に入ったわ…私のナツ…ずっと欲しかった…」

そういうと、陽菜は魚月のクリ○リスを縛り付ける紐を、滑車の紐から外し出した。

「今日は最高だわ…素敵なクリスマス…。この紐は外さないけど、少し休ませて上げる。いい子にしていたら痛くしないから安心なさい」
「…何…する気…?」

怯えたように問うと、陽菜はニッコリ微笑む。

「今日からたっぷり調教してあげるわ。大丈夫…そんなに時間はかからないから」

そう囁いた陽菜の笑顔は見たことないほど無邪気で、美しくて、残酷だった。

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あれからどれくらい時間が過ぎたのだろう。

体には毛布をかけられている。
両手両足をベッドに繋いでいた縄は解かれたが、替わりに両手を後ろ手に手錠で拘束され、枕元から首輪と鎖で繋がれている。
陽菜に眠るようにいわれたが、始めはとてもそんな気にはなれず、ボォッとしていた。

陽菜は、魚月が動けないよう拘束した後、瑠璃を連れて部屋をでていた。
逃げられるチャンスかもしれないと思ったが、腕の手錠をせめてはずさないと動けないし、縛られたままのクリ○リスがとても集中させてくれなかった。

眠れるはずがない状態なのに、うつらうつらとしてきたのは結構たってからだった。
甘い香が漂って来て、アロマか何かなのだろうと放っておいた。陽菜の家では珍しくもないからだ。

それが睡眠作用入りだったことなど、魚月は知るよしもなかった。

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目が覚めると、そこは大きなホールだった。
魚月の体の拘束はなくなり、床に倒れていた。赤い絨毯の上で横たえた体に衣服はなく、唯一眠る前と同じ拘束はクリ○リスの紐だけだ。

「ん…ここ、は…」
「おはよう。ナツキちゃん」

聞こえた声に体を起こす。
そこには、柔らかく微笑む魔御がいた。藍色の髪が揺れ、その中性的な顔立ちは幾分か楽しそうだ。

「あ…貴方は…」
「君はこれからここで調教を受けるんだ。時の経たないこの屋敷でね」
「ぇ…」

一体何を言っているのか、魚月にはわからなかった。だが魔御はそれに構わず魚月の髪を撫でる。

「可哀相だけど…僕らの調教からは逃げられない。君の体感時間としては、一週間もあれば終わるだろうけど…」
「ちょっと待って! 一体…」
「質問は許さない。ここでは君は商品だ」

魔御がそう体を上げ、指を鳴らす。途端、魚月の体に縄が掛かる。

「ヒッ…!」
「…楽しんだ方がいいよ?」

魔御の目が細められる。
そうして調教が始まったのだ。

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「…ねぇ、姉さん。やっと願いが叶うのよ?私の願いが」

魚月を部屋に置き去りにした陽菜は、自室で瑠璃の体を弄んでいた。
たわわな胸を揉みながら、自分の足を舐めさせている。

「ふふふ…欲しい物はなんだって手にいれてやる…姉さんも…ナツも私の物よ…」
「……。」

その足を舐めながら、瑠璃は視線を落とす。もう戻れないのだと、今更ながら感じたのだ。

「今夜が楽しみ…海斗さんにナツをもう一晩泊めると…後で連絡しないと」

陽菜の気持ちは、すでにこれからの魚月への調教でいっぱいだった。
愛しい彼女をどういたぶるか。
彼女の悲鳴や涙を想像するだけで興奮が納まらない。
現にさっきの彼女の降伏にとてつもなく感じた自分がいた。

「可愛い私のナツ…きっと素敵な奴隷になるわ」

楽しげに言うと、陽菜は電話の子機を取り海斗にかけ始める。
彼女の望みが、あと一歩というところまできていた。

 
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この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。 
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