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第1話
マンデロの夕陽
第2話
白いシーツの上で
第3話
シクスナイン
第4話
腹上の踊り子
第5話
街角のカフェ
第6話
予期せぬ訪問者
第7話
卵形のチョコレート
第8話
復活祭
第9話
懐かしい感触
第10話
アリヴェデルチ・イタリア
【第2話 白いシーツの上で より抜粋】
「あっ・・・いや・・・」
手はビキニパンティを通り過ぎて太股に触れた。
外側を撫でだんだんと内股に忍び寄ってくる。
「あぁ、そこはだめぇ」
性感帯と思われる場所に触れた瞬間、背中がゾクッとしてちょっと身体を逸らせてしまった。
その瞬間、彼の手は一気にパンティの中に入って来た。
「いやっ、いくら誰もいないって言ってもここじゃいやぁ・・・」
そういって首を横に振ったのだが、私の言ってる意味が分からないらしい。
「ウン モメント(ちょっと待って)」
私は彼の腕を握って待って欲しいと頼んだ。
嫌われたのかと思って最初は顔を強ばらせていたジョルジョであったが、ようやく私の気持ちを理解してくれたようだ。
「レ キエード スクーザ(ごめんね)」
私は肩を優しく抱かれながら、ゆっくりとした足取りでホテルへと向かった。
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