彼氏のペニスを路上手コキ

 

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第26話
薄れゆく記憶~踏み出す絆

美桜と翔吾が遭遇したホテル火災も、日を跨いだ夜半頃には鎮火の運びとなった。
夜空を焦がすような炎と煙を巻き上げ、白亜の建物の大半を炎上させたにも関わらず、宿泊者およびホテル従業員に死者を出さなかったことは、不幸中の幸いというべきか。

しかし、事が事である。
翌日のテレビ各局はワイドショーの時間をぶち抜き、大々的な特別放送を展開させる。
取材ヘリがホテル上空を舞い、駆け付けた取材リポーターの一団が、カメラとマイクを片手に規制線の内側まで突入しそうな勢いであった。

そんな中、美桜と翔吾はススだらけの顔のまま、ホテル側が手配したタクシーで病院へと向かった。
全焼した上層のフロアーに居ながら、奇跡的に火傷などの怪我は負わなかった二人だが、一応は念のためということらしい。
火災を出したホテルとして、宿泊客のインタビュー映像はなんとしてでも……が、本音であるのは言うまでもないが。

「見てよ、翔くん。もうお昼なのに、まだ火事のニュースをやってるよ」

「おぉ、すげえカメラの数だな。ということは、あのままホテルに残ってたら俺も美桜のテレビの人になれたりして」

「えぇっ、そんなの嫌よ。髪の毛大爆発みたいな頭で全国中継だよ。ダメダメ、女の子はね、ちゃんと身だしなみを整えてからでないと」

美桜と翔吾は、病院のロビーでテレビを見ていた。
長椅子に二人並んで腰かけたまま、黒く焼け焦げたホテルの外壁を指さし、今となっては、まるで人ごとのような会話のノリである。

「でもさ、俺達ってホントに運が良かったな。かすり傷ナシで、ほらピンピンしてるんだから」

「やだぁ、翔くんったら。ピンピンってした時に、きっとアッチの方も一緒になって跳ねてるわよ」

「そうかぁ? だったら美桜もやってみろよ。きっとおっぱいが、プルンプルンだぞ……ぐふふふっ」

「もう、翔くんのスケベ。そんなことより、早く市役所へ行きましょ」

若いナースが、こちらをジッと睨んでから立ち去っていく。
美桜は着込んだブラウスの上から胸元を片手で覆うと、翔吾に声を掛けた。

「そ、そうかぁ……俺と美桜は結婚するんだよな。今日……」

「そうよ、もうすぐ神谷美桜は、大山翔吾の妻になるの。どっちのお父さんにもお母さんにも連絡スルーなのに、わたし達は学生結婚しちゃうの。それでえっと……名前も大山美桜になっちゃうわけ」

交わされる声のトーンは落とし気味に、美桜と翔吾は長椅子から腰を上げる。
それでも視線だけはテレビに向けたまま、翔吾が感慨深げにつぶやいた。
その彼氏の横顔をチラリと覗き込み、美桜の方は少しおどけた風に相槌を打った。
診察時間が終了し患者の消えた空間に、若々しくて希望と夢を乗せた男女の声だけが緩やかに拡散する。

「美桜、市役所までタクシーでどうだ?」

「そんなこと言ったって、ホテルが用意したタクシーならもう帰っちゃったわよ。それにお金は節約しないと」

病院の玄関フロアーまで来て、翔吾の足が止まった。
貧乏学生らしくない提案も引っ提げて、つられるように美桜の足も停止する。
即、家計を預かる主婦らしく、至極まっとうな答えを返した。

「でもなぁ、そのお金なら有るんだよな」

しかし、翔吾も引き下がらない。
真上から射し込む日差しに顔を歪めながら、ジーンズのポケットを撫でた。

「どうして……? あっ、そうだった。ホテル代をただにしてもらったんだよね」

「ふふふっ、大正解♪ ついでに、ルームサービスで食べたカツカレー二人前もチャラってこと♪」

「すご~い♪ 翔くんってお金持ち♪」

美桜は無邪気にはしゃいだ。
白い日差しの中、あどけなさを残した顔を緩めて、翔吾のジーンズを。
ただし、フロント部分をスルスルと擦る。

「お、おい?! 触ってくれるのは嬉しいけど、それはタクシーに乗った後で……はあぁ、気持ちいい」

「タクシーはダメよ。市役所まではテクシーなの。うふふっ♪」

懐に優しく、心には隙間風を送り、下腹部を巧みに絆し、美桜は歩き始めた。
人目を気にしない大胆な手つきでジーンズのフロントを解放させると、半ば元気さを見せる翔吾の息子を捕まえた。
ダイレクトに、5本の指でしっかりと掴む。
絶対に離さないというように。

(翔くんと美桜は、いつも繋がっているの。もう、どんなことがあっても、離れ離れになんかならないから。そうだよね……サ・キ・コ……)

市役所前の交差点で、急に美桜が立ち止まった。
強制的に社会の窓を露出させられた翔吾も、両足を急ブレーキさせ、身体の正面を美桜に押し付ける。

「わたし、決めたわ」

「ング……な、なにを?」

歩行者用信号が青になる中、美桜は高らかに声をあげた。
呻くように声を吐いた翔吾が、落ち着きのない瞳で見上げた。

「産まれてくる赤ちゃんには、さきこって名前にするの」

「さきこ……?」

「そうよ、さきこ。可愛いでしょ」

それは、美桜の脳裏に閃いた名である。
どこか懐かしくて、下半身をキュンとさせるような切なさを帯びていて。
ポカンとした顔で訊き返した翔吾に、美桜は目尻を潤ませたまま笑顔を返した。

「そうだな。俺の娘にはぴったりな名前だ。それで、もし男だった場合は?」

「そんなの知らない。産まれるのは、わたしにそっくりな美少女ベビーなんだもん。そうねぇ、もし男だったら……翔一、翔太、翔太朗……翔左衛門って、とこかしら。うふふっ」

「男の方は、いい加減さが見え見えだな。それで、さきこの出産予定日はいつなんだ?」

「もう、翔くんの意地悪♪ わたし達って、昨日の夜に初めて結ばれたんだよ。初夜のセックスで妊娠なんて……やだぁ、恥ずかしい」

恥じらいだ乙女の顔のまま、美桜は大胆なセリフを口にする。
その彼女以上に羞恥な顔をする翔吾の背中をドンと突いた。

「わ、わぁっ!」

「やだぁ、イヤーン! でも、見て見て♪」

「キャァ! でもおっきい♪」

横断歩道の真ん中で湧き上がる、野太い悲鳴と黄色い歓声。
意識はしていない。
それでも勃起させた男の一物を晒した翔吾と。
興味津々な目で視姦しながら、女の子をしてみせるお局OLの集団と。

「翔くん、急がないと赤になっちゃう!」

全ての元凶は彼女なのに。
美桜は翔吾の手を掴み直すと、足を走らせた。
プルンプルンと揺れる愛しいペニスをしっかりと見つめながら、心臓の鼓動を高々と鳴らした。



 
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