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前編
後編
【前編(1)より抜粋】
「ひぃぃっ!もっ…いやぁっ!」
絶叫がホールに響く。大きな洋館の奥の、銀色の扉の向こう。二十歳そこそこの少女が、身をよじっている。
彼女の腕は後ろ手に縛られ、股間には麻縄をまたがされている。どんなに爪先立ちになっても、縄から逃れることはできない。
当然というべきか、全裸である。その尻に、鞭が跳ぶ
「きゃあぁん!」
「さっさと歩け」
真っ赤な髪を首元でくくり、ピッタリとしたフォーマルな服を着た青年は、眼鏡を軽くあげる。
「もう…いやぁ…許し…ヒィッ!」
再び鞭で打たれ、その痛みから逃げるように脚が前に進む。
だが、股間に来る縄からの痛みに、再び悲鳴を上げることになった。
「アヒィッ…い…痛い…」
涙でボロボロになっている少女の声に重なるように、扉が開いた。
この作品(M・Y様作)は、『ひとみの内緒話』管理人、イネの十四郎様の承認の元、当ブログにて掲載しました。
この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
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アブナイ体験とSMチックな官能小説