● 目次をクリックすればそのページへ飛びます【数字】
前編
後編
【後編(3)より抜粋】
「魔御。先にチェックしましょうか」
「そうですね」
硬直しているミチルの横を通り、魔御は二人の方に歩み寄る。
そして、不意にしゃがんで、薫子の足首を持ったのだ。
「やっ…何…?!
ぃ…いやぁーっ!!」
そのまま、持った方の右の足首を持ち上げられ、大きく開脚させられてしまったのだ。
目隠しをしているものの、今自分が全裸なことくらい、薫子は判っていた。
だからこそ、何人かいるこの空間で、自分の最も見られたくないだろう場所を見られて、悲鳴を上げたのは無理もなかった。
「いや…ッ!やめてぇぇっ!」
「ご安心を。僕は医者なんだ。君だって、病院とかで診察してもらうだろう?
これもただの触診だから」
「魔御は腕は確かなんでね。あんたが処女かどうか確認します。それによって遊び方が変わりやすから」
そんな暢気な二人の声を余所に、薫子は必死に自分の秘所を見られないよう、足を閉じようとしているのだ。
だが、魔御が掴んだ上げられている腕は、びくともしないのだ。
お陰で、悶えているようにしか見えない。
「それじゃ…っと」
魔御の空いた右手が、ゆっくりと薫子の太腿を撫で上げる。
※ この作品は、『ひとみの内緒話』管理人、イネの十四郎様の承認の元、
当ブログにて掲載しました。
この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「M・Y様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。
アブナイ体験とSMチックな官能小説