虎と呼ばれた男 虎の襲撃

tora-m

【第5話】

首相官邸で橋本はテレビを見ていた。
「虎を出動させて朝倉を抹殺させろ。信者を殺してもかまわん。村山派を生きたまま捕まえるんだ!」橋本の命令は内閣情報局を通じて虎にも伝えられた。
「わかりました」虎は動いた。
「ヘリを貸して下さい」
「直ぐに用意させる」虎は戦闘服に着替えると戦闘服には金バッチが付いている。
これは日本最強の第一空挺団のエリートであることを意味している。
食料、武器も持たず指定された場所に、指定された日まで行く過酷な任務を遂行できた者のみに与えられる金バッチだ。
それに虎が米軍の特殊部隊グリーンベレーや海兵隊よりも上である事を証明していた。
アメリカ大統領から授かった襟章だ。
事実、虎は食料なく湾岸戦争時にイラクの大統領府まで潜入した実績を持っている。

虎はパトカーで市ヶ谷の駐屯地まで送られた。
市ヶ谷では自衛隊員が敬礼して並んで出迎えている。
「待ってたわ、虎!」あの女性も戦闘服を着込んでいた。
「虎、頼むぞ。言われた武器はヘリに積んだ。それに2人は暫く休暇としておく」
「配慮ありがとうございます」虎と女性がヘリに乗り込む。
「敬礼!」自衛隊の全員が虎に敬礼した。
(お願いします。日本を救って下さい、虎殿!)
(わかった。必ず朝倉を抹殺します。日本のためにも。殺された姉さんのためにも!)ヘリはエンジンの出力をあげ浮き上がった。
「頼みます。虎殿!」自衛隊隊員が叫んでいる。

虎の乗ったヘリは全速力で長野に向かっていく。
「後10分で着きます。着陸はどこにしますか?」
「オメガの真ん中だ」
「無理です。夜なので着陸できません」
「ロープで降りる」
「危険です」
「それしか方法がない」
操縦士は「わかりました」真っ暗な中ヘリはオメガ教団の施設の上でホバーリングに入った。
「虎、着いたわよ!」
「いくぞ!」ロープを伝わって虎は着地した。
それは長野県警の中に潜んでいた情報局員にも見えた。
「いよいよ始まるぞ!」緊張が走っていく。

虎は野獣のごとく走っていく。
施設の中を走りまくり(ここだな!)虎は大きな施設に入ると武装したオメガの信者がいた。
「何者だ!」叫んだ瞬間に虎の手に持つナイフが首を切り、信者が倒れた。
「間違いない。ここだ」虎は奥へと向かっていく。
「誰だ!」虎のナイフが空を切り、また倒れ、虎はドアを開けて中に入った。
「こ、これは!」縛り上げられた全裸の女性が数人いた。
皆が拷問を受けて全身血で汚れている。
「生きているな」虎は別なドアを開けた。
「何者だ!」武器を持った信者が部屋をしっかり守っている。
虎はナイフを背中の機関銃に持ち替えた。
「ダ、ダダダダ!」銃声と共に信者が倒れ、その銃声でいっせいに虎を目掛けて銃が向けられた。
虎は回転しながら機関銃を撃って武装した信者が次々と倒れていく。
虎は部屋の中のドアを開けた。
「こ、これは!」穏健派の信者が拷問されたままだ。
「朝倉はどこだ?」
「ここにはいません。いるのは妻だけです」虎は部屋にある階段を登って2階に向かった。
「ダダダ!」信者も機関銃を持っていたから赤く銃弾が光り、虎も撃ち返した。
「ダダダ!」銃弾が赤く光って銃を持った信者目掛けて飛んでいく。
「ギャー!」武装した信者が次々と倒れて「ここか」虎は階段を登りつめドアを見つけた。
「あそこだな!」武装信者が銃口を虎に向けて撃ってきた。
「ダダダダダ!」「ダダダダ!」虎も撃ち返した。
銃撃戦となり「ウー!」「ギャー!」武装信者が断末魔をあげながら次々と倒れていく。
虎はドアを蹴った。
「う、撃たないで!」中から声がする。
(間違いない、朝倉の妻だな)「お前1人か?」
「信者がいます」全裸の女性が答え、側には全裸の若い男性信者がいた。
朝倉の妻は震えながら「金ならいくらでもさしあげます。撃たないで!」
「そいつは誰だ」
「し、信者です」決まり悪そうに言う。
「何をしていた。素っ裸で?」
「性教育です」
「ここでやって見ろ」銃を2人に向けた。
「やるわ、撃たないで!」朝倉の妻は若い信者の上にまたがって淫裂深く肉竿を吸い込んでいく。
「それはオ○ンコと言うんだ!」虎は引き金を引いた。
「ダダダダダ!」「死ね、日本のために。それに姉さんのために!」虎は機関銃を撃ちまくった。
「ギャー!」悲鳴と共に朝倉の妻の体から血が吹き出し「罪もないのにお前達のために何人も死んだんだ!」虎は息絶えた朝倉の妻に撃ちまくった。
「子供もいるはずだ。どこだ?」虎は必死に捜したが、この施設にいないのを虎は知らなかった。

銃声は取り囲んでいた警察隊に聞こえている。
「突入しましょう」
「待て、本部から待てとの指令だ。オメガは銃を持ってるから武装してからでないと危険だと」
「わかりました。装備させます」それは内閣から待てとの命令を受けたからだ。
「虎、ここには朝倉と子供はいないそうよ。朝倉と子供は別な施設と今連絡が入ったわ」無線で虎に知らせが入った。
「仕方ない。引き上げるか!」虎は館屋から外にでて合図を送った。
真っ暗な中からヘリが現れ、虎はヘリから垂れロープを掴んだ昇っていく。
「虎、行くわよ!」ヘリが浮き上がって全速力で市ヶ谷に向かい飛んでいった。


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翌朝、武装した警察隊が突入した。
この様子はテレビでも生放送されて、洋子と清美も仕事をなおざりにしてテレビを見ていた。
「洋子さん、大変なことになるかもしれないわね」
「そうね。こんな大事な時に松平が休暇なんて。しかも水島までも休むなんて」
「先輩、もしかして2人は一緒だったりして!」
「松平はそんな人じゃないわ」
「あら、松平をかばうの。おかしいわ」
「か、関係ないわよ!」
「先輩の顔が赤くなってる」
「ふざけると、打つわよ!」洋子は拳を握ったが、いつもの元気がない。

その時「朝倉の妻が死亡してます、全身に銃弾を浴びてます」リポーターの声が流れた。
それは、オメガの暴走を意味している。
「課長。朝倉の妻が銃殺されたようです」捜査課に緊張が走った。
「ほ、本当か!」刑事達が一斉にテレビの前に集まった。
リポーターはさらに詳しく報告していく。
「課長。速く上野派を押さえないと」
「わかっているが、手をだせん。証拠がないんだ。村山派から供実が取れたら踏み込めるがな」
その言葉に力を落とす刑事達だ。
「いいか、これからは我々がオメガから狙われることになる。自分の体は自分で守るんだ!」課長の小田が檄を飛ばし、洋子と清美達は頷いている。

「生存者が多数います。みな体に傷を負ってます。拷問を受けていた模様です。みな村山派です。繰り返します。穏健派が生存してます。これでオメガを取りつぶせそうです」
「課長、穏健派が生きていたそうです」
「そうか、守るんだ穏健派を。そして、裁判で裁くんだ!」檄が飛んだ。

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