【第3章(1)】
やっと春らしくなってきたその日、私は何時ものようにご主人様に愛されていたのです。
その日は、父と母が1週間の予定で外国に出張した3日目のことだったのです。
その頃にはご主人様もいろいろと研究をされていて、その度に私は耐えられない程の辛い思いをさせられるのです。
私は部屋の真ん中で、一時はやった「ぶら下がり健康器」に、両手を真っ直ぐ上に延ばして、一纏めにして縛られていました。
両足も健康器の左右の脚に、それぞれ固定されていました。
私は僅かに腰の辺りを揺するしか、身動きができないようにされていたのです。
私の前には、大きな姿見が置かれています。
私を固定した後、私に自分の姿が見えるよう、わざわざご主人様が部屋の隅から運んできたのです。
鏡に映った私は、何という滑稽な姿なのでしょう。
「人」の字の形に吊し上げられて、誘うように、促すように翳りのない丘をくねらせているのです。
・・・そうなのです。
私は、あの最初に剃られた日以来、毎日自分で綺麗にしておくよう命令されているのです。
フフフ・・そんな格好のまどかって、スゴク可愛いわよ・・
今日はね、この前からズット考えていた、とってもイイコトしようと思うの・・
まどかは、この頃すごく感じやすくなっているから・・・
罰として一番感じるところに、お仕置きしてあげるわ・・・
でも、まどかは耐えられるかな・・我慢できないかも知れないね・・・
可哀相だから、一回だけ許されるチャンスをあげるね・・・
そう言われてご主人様が取り出したのは・・ご主人様の新しいおもちゃ、ピンクのパールロータだったのです。
ご主人様もインターネットを使って、最近いろいろなものを集めておられるのです。
それは皆、私の身体を責め苛むために購入されるものばかりでした。
私にパールロータを見せつけながら、ご主人様はこんなコトを言われたのです。
お仕置きされるのがイヤだったら、何も感じないことよ・・・
もし、大きくしちゃったら、とっても辛いことになるからね・・・
そんなことを言われても無理です。
あのパールロータには、昨日も、その前の日も散々に囀らされたのです。
執拗に、私の敏感な器官に押し当てられ、私は無理に興奮させられ、そこを大きく勃起させられて、何度も何度も頂点に追いつめられたのです。
それを耐えろなんて・・・
でも、もし耐えられないと、ご主人様の微笑みを見ていると、もっと、もっと辛い眼に遭わされるのでしょう。
私には、判っているのです。
ご主人様の瞳は、残忍な期待に輝いていました。
許して・・お願い・・・でも、ご主人様のお仕置きをして・・下さい・・
私はイヤイヤと、首を振ることしかできませんでした。
それでいて、私はお仕置きを、もっと辛いお仕置きを望んでいるのです。
もちろんご主人様が、容赦をしてくれる筈はありません。
私の前に来てしゃがまれたご主人様は、私の襞をそっとかきわけると、プ~ンという微かな音を立てているロータを、押し当てたのです。
アアァッ・・・気持ちイイ・・・やめないで・・・
私にも、忽ちそこが勃起してしまったのが判りました。
鏡に映るそこは激しく充血して、イヤらしい色の頭をもたげ、誘うように痙攣していたのです。
まどか、やっぱりイヤらしいのね・・・
本当に辛い、お仕置きをされたいのね・・・
イヤです・・許して下さい・・・でも・・このままでもイヤ・・・
まどかに・・・死ぬほど辛いお仕置きを・・・して・・・下さい・・・
私の前でしゃがまれたご主人様の指が、私の微妙な辺りでしきりと動いています。
私はただ、敏感な器官が訴える苦痛を耐えるしかありません。
この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
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