【登場人物紹介】
岡本典子(おかもと のりこ)
本作品のヒロインで、亡き夫と共に築き上げたパン屋を営んでいる。
(ただし、現在は都合により休業中)
年齢は25才。夫の夢の詰まった店舗と再開発に揺れる愛する街を守るため、日夜懸命な努力を積み重ねるも報われず、苦渋の決断の末、ある男に自らの身体を差し出すことになる。
高校時代は、我が校始まって以来の美少女学生と噂されたこともある。
岡本博幸(おかもと ひろゆき)
典子の夫で『ベーカリーショップ 岡本』の店主。
3年前、典子と知り合いその後結婚。
長年の夢だったパン屋の経営を典子と共に苦労の末実現する。
だが、店の経営が安定した頃持ち上がった、街の再開発計画に翻弄され、体調を崩し世を去る。
河添拓也(かわぞえ たくや)
時田金融グループに勤める会社員で、典子の元恋人。26才
高校時代はサッカー部に所属し、マネージャーを務めていた1年後輩の典子とは、そこで知り合い、お互い深い関係になったこともある。
時田金融では、出世街道を突き進むも上層部の陰謀に巻き込まれ、左遷。
元恋人の典子の身体を利用して、再起を目論んでいる。
篠塚唯郎(しのづかただお)
時田金融グループ、ナンバー2の実力者。
現社長、時田謙一のワンマン経営に批判的で、密かに反旗を目論んでいるという噂も……
河添を左遷した張本人。
謎の人物
どうやら典子とは知り合いらしいが、氏名は不詳。
暇なときは、自作の妖しげなパンと共に店番をしていることもあるが、時田金融に潜入したり、全国美少女ウォッチャーの旅を計画したりと、謎の多い人物。