覗き見される美少女達

 

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第1話
友の涙は恥辱演舞へのいざない その1

9月8日 月曜日 午後0時  早野有里

「有里ぃ、今日は寝なかったのね」

「ちょっとぉ、理佐。いい加減あのことは忘れてよね。あの日は体調が悪かっただけなの」

「はいはい、そうでした。ねえ舞衣」

わたしと理佐は、歩きながら後ろを振り返る。
でも、そんな二人の視線にはにかむようにして、舞衣はうつむいてしまった。

「ほらぁ、舞衣が困っているじゃないの。その話題は……はいっ、ここまでっ!」

両手でバッテンを作り、都合の悪い話を転換させる。
そして、さりげなく目の端で舞衣を捉えた。

ついこの前まで、わたしは彼女を憎悪の目でしか見ていなかった。
でも、今は違う。
半月ほど前の出来事が、二人のわだかまりを急速に溶かしてくれた。
ううん、正確には千里さんのおかげ……
全てのきっかけを作ってくれたのは、千里お姉ちゃんだから……

「今からランチにしようと思うんだけど……舞衣も……一緒に来るでしょ」

わたしは、視線を微妙に外して舞衣を見つめた。
いくらわだかまりが無くなったといっても、やっぱり気恥ずかしいもの。

「……うん……」

そんな変化球みたいな視線を、舞衣はストレートに受け止めてくれた。
にっこり笑って頷いくれた。

「じゃあ、決まりだね♪ 行くわよ、ふたりとも!」

両手を大きく振って元気よく……
わたしはガキ大将のように号令を掛けると、正門に向かって歩き出した。
こんな嬉しい気分って、なんだか久しぶり……♪
だから、もう一度振り返って舞衣を見てみる。今度は目を逸らさずに……

舞衣は、前を歩く理佐との会話に夢中になっているのか、こっちに気付いていない。
彼女に普通の視線を送れるなんて、有里も変わったなぁ。
でも嬉しい♪

……うーん? さっきから嬉しいを2回も言った気がする。
まあ、いいわ。だって、今はとっても嬉しいんだから……あっ、また言っちゃった。
これで3回だ。

「……有里、後ろ見てみなよ」

それなのに、理佐が水を差すようなことを話してきた。
続けて「また、門田さんたちだ」って……

わたしと舞衣も振り返っていた。
ただし、さりげないアドリブをを装いながら、出て来たばかりの校舎の方を見る感じで……

「有里ぃっ! 私っ、講義室にバッグを忘れて来たかもぉっ!」

「舞衣っ、わたしもぉっ……!」

理佐がわざと聞こえるように大きな声で叫んで、舞衣も続いた。
でも、絶対に嘘だとバレていると思う。
だって、二人ともしっかり肩からバッグを掛けているから。

「ホントだ。それに今日は4人もお仲間を引き連れているね。やだーっ、みんな笑ってるよ。こっちを見て、ニターッて……」

わたしは、二人にだけ聞こえる声で実況中継した。
でも、これだってバレていると確信している。
なぜかって? 両手で望遠鏡を作って覗いていたから。

「どうする……有里?」

理佐が心細い声を出した。
舞衣も心細い顔をしている。

「じゃあ、こうしましょ。さあ、3人揃って……」

ニターッて、笑ってあげた。

「……有里、もう行きましょ。私……怖い……」

「そうね、早くいこっ……あの人たち、本当にヤバいんだから……」

数秒だけ頑張れたかな?
舞衣が弱音を吐いて、理佐も弱音を吐いた。
大学生にもなってどこがヤバいのよって、突っ込みたくなったけど、やっぱりやめにしておく。
だって、あの人達に薄気味悪いのを感じていたのは、わたしも一緒だったから……

 

 

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