美少女が超ミニスカートを履いて登校

 

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第19話
セクシーファッション その1


8月22日 金曜日 午前9時30分  早野有里

「おはよう、有里。ほーぉ。あなたがミニスカートなんて、珍しいわね。さては、男でも出来たかなぁ」

「わかるぅ? 理佐ぁ……実はねぇ、わたし好みのいい男が……って、わけないでしょ! ふふふ……ただのイメチェンよ。
いつでもラフなジーンズ姿ってのも、なんだかねぇ。野暮ったいというか……可愛くないというか……きっと、そう思ってる男子君もいるでしょ。だからわたしも、ファッションにもう少し気を使おうかなって、思ったわけなのよ」

わたしと理佐が、あいさつを兼ねたおバカな会話をしている最中も、次々と学生が正門をくぐり抜けていく。
携帯をいじりながら黙々と歩いている人。
他愛も無い会話を繰り広げながら歩く、3、4人のグループ連れ。
それに、二人だけの世界にどっぷり浸りきっている甘ーいカップルも。

目の前でわたしと話している彼女を含めて、いつもと変わらない朝の風景。
だったら当然わたしもって、言いたいところだけど……
悲しいくらい違うのよねぇ。

うふふ……知りたい?

でも、教えてあげなーい。
どうせ、きみは分かっているんでしょ?
今朝のわたしの姿が……

まあ、その代わりと言ったら彼女に失礼だけど、わたしの友達を紹介するね。
名前は、上條理佐。 
わたしと同じ、教育科に在籍する同級生なの。
彼女とは大学に入学してから知り合ったんだけど、なんていうのかな?
う~ん、一言で説明すると、ためになる情報屋さんかな。
どこで仕入れてくるのか知らないけど、とにかく大学内の人間関係なら、学生から学校関係者まで全て網羅しているって感じ。
わたしもちょくちょくお世話になっているんだけど、これは非常に便利。
こんな友人を持てたことを、ラッキーと思わないとね。

……それで、美人かって?
きみ、見てて分からないの?

えっと、それ以前にこれはお約束になってるの。
この『少女涙の羞恥生活』にキャスティングされる有里の知り合いは、み~んな美人さんなの。
ついでに性格もスタイルも完璧って、決まっているの。
きみだってこの世界での生活が長いんだから、そのくらい気が付いていると思ってたのに……?

あれ? レレレ?!
わたし……何か変なこと言ったかな?
う~ん……都合よく記憶がなくなっちゃった♪♪

「でもねぇ有里。タンクトップは、ちょっとやり過ぎだと思うよ。ほら、男子達の物欲しそうな目。有里のセクシーファッションに釘付けだよ」

「そうかなぁ? この方が活動的でいいかなぁって思ったんだけど……」

そう言ってから、わたしは周囲に視線を走らせた。
目が合ってさりげなくそらす人。
それでもじーっと見続ける人。
そして、蔑むような視線を送る人。
因みに前者ふたつは、男子生徒。
後者は、わたしと同じ女子生徒。

それで結論。わたしは注目されている。
やっぱり……当然だよね。
わたしは改めて自分の服装に視線を落とした。

普段のわたしは、ユルユル感たぁっぷりの長袖Tシャツに、デニムのジーンズが定番なんだけど……
今日の服装はギャップが激しすぎたみたい。

肩が全て露出する、ピンクのタンクトップ。
太腿の半分くらいがむき出しで、腰の後ろにリボンの付いたフリルスカート。
おまけに伸縮性のあるタンクトップの生地は、ボディーラインをしっかりと教えてくれるし、裾丈の短いミニスカートは、前を屈むだけで中までしっかりと拝めるという、男子諸君には実にありがたい服装になっている。

随分詳しいって?

当たり前でしょ。
部屋で着替えるときに、しっかりとチェックしたわよ。
そして、全て着替え終わって泣いたんだから。
そのまま30分間、鏡とにらめっこして、涙が乾くのを待って部屋を出たの。

通学途中も大変だったんだからね。
商店街でのいつもの元気な挨拶も控えめに、歩道橋や駅のエスカレーターでは、ずっとバックをお尻に当てて後ろをチラ見して二度見して。
おかげで首の筋が、パリパリに引きつっちゃった。

こんな格好をお母さんに見られたら、どんなお小言が待っているんだろう。
帰ったらさっさと着替えないと……

まさか、この格好で一日過ごせとは言わないよね。
わたしは、ポケットの中の携帯をギュッと握りしめていた。

「ねえ、有里聞いてる?」

少し別の世界へトリップしかけていたわたしは、現実の世界へと呼び戻される。

「あっ、ごめん。ちょっと考えごとを、なんて……」

「ふ~ん、そうなんだ。でもね、有里。どんなファッションをしたってあなたの自由だけど、あの人にだけは気をつけた方がいいわよ」

理佐は、校庭の端からチラチラとこっちを窺っている女子生徒を、視線で教えてくれた。

門田頼子……
わたしとは同じ教育科で、同級生の女の子。
でも、彼女とは入学以来ほとんど話したことはない。
初めて会ったとき、ちょっとしゃべって気が付いた。
この人の性格、わたしは好きじゃないって……
ルックスもいいし、スタイルもいいし、取り巻きも多そうだけど、わたしは付き合わないことにしている。

「理佐様、ご忠告を感謝いたします。それでは、わたし早野有里は、講義を受けに行ってまいります。じゃあね」

わたしはおどけながら理佐にお礼を言うと、真っ直ぐ前を向いて教育棟へ向かった。
間違っても、あの子に視線を合わせたくなかったから。

 

 

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