美少女にエッチな宿題を強制

 

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第2話
蘇る哀しみの記憶


8月14日 木曜日 午後9時  早野有里

「これ、どうなっているのよっ!」

夕食後、わたしは文字通り悪戦苦闘しながらビデオカメラと向き合っていた。
昔から電気機器には弱かった。
というより、メカに強い女の子の方が珍しいよね。

大体、この分厚い説明書に全部目を通せっていうの?!
こんなの眺めていたら、また睡魔がこんばんわって挨拶してきそう。

それでも、苦心の末に三脚をカメラを取り付けることには成功した。
さあ、ここからが難題……

カチャッ、カチャチャ、カチャッ、カチャチャ……

説明書を読みたくないので、操作ボタンを適当に押しまくる。
あ~でもない、こ~でもないと、努力した結果? 
どうにか映せるようになり、わたしはわたしを褒めてあげた。
そしてベッドが映る角度を何度か調整して、納得したようにうなずくと撮影ボタンを押した。

ブーン……

低いモーター音と共にレンズ下の撮影ランプが黄色く光り、誰もいないベッドを映し始める。
わたしは急いでベッドの上でおひざをすると、レンズを見つめた。

じぃーっと1分間……瞬き以外、全く動かずに……

こういう時ってどうするの?
上半身だけで、何か踊ってみるとか? 
でも、変だよね。

「……もういいかな」

わたしは液晶モニターをくるりと返すと、迷いながら再生ボタンを押す。
液晶画面が一瞬揺らいで、1分前のわたしが映っていた。

彼女は笑っていなかった。
いつものポニーテールの髪を解き、ストレートな黒髪を肩で揃えた彼女の瞳は、挑むようにレンズを見つめている。

そこには周囲に愛嬌を振りまく、いつもの明るい彼女はいなかった。
自分の背中に家族の幸せを背負っている孤独な有里が、寂しく映っていた。

それから2時間後……

「お母さん……もう、寝たかな?」

わたしはポツリとつぶくと、内から部屋のドアをロックした。
『カチャリ』と、滅多に使われない鍵が音を立てる。

そして銀色の円盤をDVD機に差すと、再生ボタンを押した。
その上に乗っかってるテレビをつけた。

時刻は午後11時。あまりのんびりとは、していられないようね。

ベッドに上がり枕を抱え込むようにして、三角座りをする。
手元には、1冊の大学ノート。

これから約1時間余り。
エッチなビデオを、ひとりで暗~く鑑賞しなくてはならないの。
目をそらすことも、うつむくのも禁止。
ひたすら見続ける姿を、ビデオカメラが証拠として記録しているんだから。

テレビ画面に突然テロップが映る。

【シーン1 早野有里 挨拶】

カメラがズームアップして、レポート用紙を握り締めた少女を映し出す。
そのわたしそっくりな少女は、屈辱的な宣言文を読み始めた。
顔を赤らめ、時々辛いのか声を震わせている。
それでも健気に、笑顔は絶やさない。

この女の子、中々やるわね。
そう思いながらわたしは、2時間前の自分を思い出していた。

メールの着信音が部屋に響き、わたしは髪を乾かす手を止め携帯を開いた。
送り主は見なくてもわかる。
きっと副島……
本当はこのまま削除したいんだけど……そうもいかないよね。

チェックしながら、携帯を持つ手がガタガタと震えた。
これじゃ読めないよ。

わたしは机の上に携帯を置いて、顔を近づけた。
液晶に汗がポタポタと垂れる。

今度はなに? 
せっかくお風呂に入ったのに、わたしの顔は汗まみれになってた。

細々と記された指示内容をチェックし終えると、わたしは早速準備に取り掛かった。
箱から三脚とビデオカメラを取り出す。

不思議と哀しくなかった。
辛くもない。
早く片付けて眠る。
その時のわたしは、そう思い込もうとしていた。

 

 

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