女の子がセックスで汚れた身体をシャワーで

 

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第23話
風変わりな用心棒


8月12日 火曜日 午前0時10分  早野有里

その人が現れたのは、わたしが携帯を掛け終わった直後だった。
ノックの音がして、こっちの返事も待たずに、扉がひらかれていた。

また、あなたなのね。
立っていたのは、大柄で怖い人……
そう、わたしをこの応接室まで案内してくれた、この病院の職員さん?

それにしても、ドアに耳でも当ててタイミングを見計らっていたような手際の良さ。
それに、突然扉をひらくなんて失礼よね。
少なくても部屋の中にいるのは、心に傷を負った悲劇のヒロインなのに……

わたしは警戒するように、失礼な人をジロリと睨みつけた。
そして『あなたって、そのカギ穴から覗いていなかったでしょうね』と、心の中でつぶやいた。

なぜ、声にして言い返さないのかって?

それは……
わたしがか弱い悲劇のヒロインだから……それは、冗談。
本当は、ちょっと変わった人だったから。

というのも、この部屋に入ってからず~っと、遠い目で一点をみつめている。
その間、扉から少し中に入った場所で全く動く気配なし。
その上、相変わらず無口で無表情……
何を考えているかも分からない。

ね、変な人でしょ。
仕方ないので、ここは下手に……

「あのぉ? 副島さんから、あとのことはあなたに聞けと言われて……それで……シャワーを使わせていただけませんか?」

「……」

「あのぉ~ぅ……?」

変な人は初めて会ったときと一緒。
あごをしゃくって、部屋に隣接するバスルームを示した。

「なんなの、その態度……!」

思わずカッとなってつぶやいて、慌てて口を押さえた。

どうして、一言もしゃべってくれないのよ!
機嫌でも悪いの……?
それとも……性格? 仕事柄?
まさか、一緒にシャワーを浴びる気じゃ……ないでしょうね。

そう思って後悔した。
頭の中に副島の顔が浮かんで、ニターッて笑い掛けてきたから。

でも、この人……その気はなさそう……
さっき部屋の中で固まっていたように、バスルームの入り口でまた固まっている。
表情も、まったく変化なし。

ちょっと変わった人だけど、とんでもないことは……しない気がする
これなら大丈夫かな。

わたしは警戒心を解き、バスルームのドアをひらいた。
でも、一言だけ忠告を……
「覗かないでね……!」って……

30分後、さっきと全く同じ場所で無口な人は固まっていた。
姿勢も全く同じ、直立不動状態。

まるで、番兵か用心棒みたいな人。
ちょっと不気味でおっかないけど、あの男とは全然違う。
なんて言ったらいいのかな。純粋な、人としての心を持っている感じ?

この人なら、わたしのお願い……叶えてくれそうな気がする。
ここはさりげな~く、下から上目づかいで……

「あのぉ、頼みたいことが有るんですけどぉ、聞いてもらえますぅ?」

「……」

「父の病室まで、案内して欲しいんですぅ。それとぉ……無理かもしれませんが……そこで一晩、泊らせて、ねっ……?」

「……」

「あの……なにか反応してくれませんか?」

「……」

せっかく可愛く話したのに、損をした。
やっぱりこの人、固まったままのただの変人かもしれない。

「やっぱり、だめですよね。ここは、夜間の付き添いは家族でも禁止になっているし。ごめんなさい、わがまま言って……あの、ちょっと……?!」

無口な人は突然動き出し、わたしに背を向けると、部屋を出て入院棟の方へ歩いて行く。
その背中は、まるで付いて来いと言っているよう……な、気がする。

ちょっと、待ってよぉっ。

わたしは足音を立てないように気を使いながら、男の背中を追い掛けた。
薄暗い病院の廊下に、足音だけがコツコツと小さく反響する。

それにしても、この病院って増築ばかりしているから中が迷路みたい。
それに消灯時間を過ぎているから、通路も病室も薄暗くて……
天井から吊り下げてある案内札も、薄闇に溶け込んだようで確認のしようがない。

……ここは、どのあたりかしら?
きみは、わかる? 

……?!

……えっ?! いないじゃないっ!
全く……どこに行ったのよっ!
もう、肝心なときには消えちゃうんだから……

 

 

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