美少女が秘密のプロフィールを告白

 

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第1話
プロローグ 美少女有里


7月18日 金曜日 午後8時

「ごちそうさん」

「ありがとうございま~す。お気を付けて……♪」

わたしは軽くお辞儀をした後、笑顔の魔法を掛ける。

この人は、どうかな?
……あ、口許が緩んだ。
どこかのキャッチフレーズじゃないけど、スマイルの効果は超抜群ね。
これで、またひとりお得意様ゲット……かな♪

あとは食器を片づけてテーブルを拭いたら、今日のお仕事も終わりのはず……うん?

あれぇっ……?
……きみは誰よ。
何も注文していないところを見ると、お客さんじゃ……ないよね。
それとも、他に用でもあるの?

(…… ……)

はっきりしない人ね。言いたい事があれば、ちゃんと言いなさい!

(…… ……)

はぁ、しょうがない人ね。
分かったわ……もう、話さなくていいから。
その代わり……わたしの相談相手になってくれる?

(…… ……♪♪)

えっ、なってくれるの? ありがとう。
これで、きみとわたしはお友達。これから仲良くやっていきましょうね♪

ところで、今から始まる物語の主人公が誰なのか、きみ、知ってる?

えぇーっ! 知らないのぉ?
な~んか、ショックだな。

う~ん、仕方ないわね。それじゃぁ、特別に教えてあげる。
よぉ~く、聞いててよ。

夢と冒険に満ちた物語……じゃなくて。愛と涙があって、ちょっぴりエッチな物語の主人公。
それは……?!

(…… ……)

は・や・の・ゆ・り……えっとぉ、早野有里。
つまりぃ、わたしのことだよ。どう、驚いた?

そんなことじゃなくて、ちょっぴりエッチが気に入らないって?
それを、わたしに言われても……

まあ、そんな些細なことは脇に置いといて……
まずは自己紹介するね。

名前はさっき話したように、早野有里。
今年の春、某難関?の国立大学教育科に入学した18歳。
そう、花の女子大生ってところ……ちょっと古いかな。

家族は、父と母とわたしの3人家族。
ただ、お父さんは病院に入院していて、家にはお母さんとわたしだけ。

髪型は前髪を眉の上で切り揃えたポニーテール。
これは高校に入学してから今まで変えたことのない、わたしのトレードマークみたいなもの。

顔は……美人だと思う。ただし自称よ。
周りの友達は、わたしのことを可愛いと表現するけど……どうなのかな?

でも、わたしは気に入ってるの。
ちょっと大きめの勝気な瞳に、すじの通った鼻、それに薄い唇。
そうそう、忘れていた。笑うとほっぺたに浮き上がるえくぼ。
実は、これが一番のお気に入りだったり……

身長は162センチ。体重は……教えてあげない。
他に質問は……?

えっ、スリーサイズ……?

ごめんなさい。そういうのは、もっと親しくなってからの方がいいと思うの。
お互い、今日が初対面なんだし……
あっ、おじさんが呼んでいるから、また後でね。

「そろそろ閉めようか。有里ちゃん、暖簾外してきて」

わたしは少し間延びした返事をして、磨りガラスの戸を開けると表に出た。
ぬるりとした生温かい風が、肌にまとわりついてくる。

いやだなーっ、この感触。
こういう時はさっさと片付けようと、ちょっと背伸びしながら暖簾を取り外し、くるくるっと丸めて小脇に抱える。

どう? なんか様になってるでしょ。
……でもこんなの、誰だって直ぐに出来るようになるわよ。

「はぁ~涼しい。ここは天国ね」

わたしは空調の効いた店の中で生き返ったように両手を広げて、思いっきり大げさに深呼吸した。
もう外に出たくないって思うほど快適な空間。

「ごくろうさん。後はおじさんが片付けるから、有里ちゃんはもうお帰り」

くつろぐわたしに気を回してくれたのか、おじさんからのありがた~いお言葉。

えっ? この人誰って……?

そう、焦らない。
この方は、わたしのご主人様……ううん、違った。
わたしをバイトで雇ってくれた、ありがたいこの店のオーナーさん。

苗字は並木と言うんだけど……
背が低いからかな。親しい人はネズミ親父とか、チビ親父とか言っている。

もちろんわたしは、そんな失礼な呼び方はしないわよ。
単純におじさんとか並木のおじさん。
間違ってもそこのチビなんて、心の中でも言ったことは……ない?

でもね、そんなおじさんをわたしは尊敬しているんだ。
奥さんを10年くらい前に亡くして周りから再婚を勧められたこともあったけど、俺の嫁は生涯ただひとりと言ったとか、言わないとかで、今もひとりで暮らしていて……
涙もろくて頑固で、意地っ張りで、そのくせ人が良くて……
商売をしているのに、自分が儲けることより周りのことばかり気にしている。

どう、わたしの気持ち分かるでしょ。
それに、料理の腕は保証済み。
確かに厨房の道具は古いし、テーブルの塗装も剥げかかっているけど、一度でもここの料理を食べた人はやみつきになること間違いなし!
きっと近い将来、某ガイドブックで星が三つ並んでいると思うよ……多分ね。

 

 

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