放課後の憂鬱 第12章 目覚め(7)

houkago

【第12章(7)】

 

藍も絶頂に達し、ぐったりとうなだれていた。
そして二人はしっかりと抱き合った。
そのまま静かに時間を過ごした。

「藍、痛かっただろ?」
やがて高科が抱き合ったまま藍に話し掛けた。

「・・うん。ちょっとだけ・・でも、気持ちよかったよ。・・・先輩?」
「ん?」

「あたし、どうなっちゃうんだろう? はじめは・・恐かったのに・・・気持ちよかった・・・あんなこと、あんな恥ずかしいことされたのに・・」

高科は藍を更に強く抱きしめて言った。

「藍が自分に正直になっただけだよ。俺ははじめからそれがわかってたから、ああしたんだ。」
「先輩・・」
「藍のこと、好きだよ。大好きだ。いつもそばにいて欲しい。」

そして藍はそれを聞いて高科の胸に顔をうずめた。
藍は泣きそうになった。そんなこといままで言われたことがなかったので、嬉しかった。

「・・うん。」

しばらくして、高科は立ち上がった。そして、自分のシャツを取ると藍の背中にかけた。

「藍。ちょっと、待ってろよ。」
と言うと、そのまま部屋を出て行った。

藍は一人残され、そのまま横たわっていた。しかし淋しさを感じる間もなく、すぐに濡れたタオルを持った高科が戻ってきた。
高科はタオルで藍の胸についた精液を丁寧にふき取った。そして、次に血のついた藍の股間に当てた。

「あ・・汚れちゃう・・あん!」
「バカ。なに感じてんだよ。」
「・・・だってぇ、・・・そんなとこ、触るから・・」

藍が舌をだすと、高科は笑いながら藍の股間をぬぐった。
そして、またしばらく抱き合った。


藍と高科は着替えて、一緒に帰った。
この前、一緒に歩いた道を、今日は手を繋いでいる。
このまま時間が止まってしまえばいい、と藍は思った。
やがて、藍の家の近くの交差点にやってきた。この前は、ここまででいい、と言った交差点。

藍は高科に言った。

「今日は・・・うちの前まで・・来て下さいね。」

高科は何も言わず、藍の手を引いて歩いた。藍は顔を赤らめてついて行った。
家の前についた。

「先輩。」

藍の心を読んだかのように、高科は顔を藍の顔に近づけると、キスをした。
藍はそうして欲しかったので、嬉しかった。

「じゃ、また明日。」
「はい。あ、いけない。」
「どうした?」

「・・明日・・仕事で・・・学校休むんだった・・ごめんなさい。」
「じゃあ、あさってか。また淋しい一日だな。」
「ほんとに?」
「ああ。じゃ、あさって。」
「うん。・・・先輩?」
「ん?」
「・・・ありがと。」

藍はそういうと、家の中に消えていった。

高科も藍が家の中に入ったのを確認して帰っていった。

藍は股間にまだ妙な感じが残っていたが、新しい自分を見つけたような喜びに溢れていた。
藍は、もう今までの「藍」に戻ることは出来なくなっていた。

 

 

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この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。 
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。

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