【シャッター・チャンス あらすじ】
祖父の代から続く老舗カメラ店『北原写真館』は、長引く不況と経営感覚ゼロの後継ぎのせいで破産寸前に陥っていた。
写真館という本業に徹しても厳しいというのに、夢と情熱を追い掛ける
愚かな3代目経営者の武雄は、無謀にも地下スタジオを建設。
予想通りに大盛りの借金をこしらえてしまう。
もちろんというべきか、当然というべきか、それに愛想を突かせた武雄の妻は、娘の雪音を置いて実家への里帰りを決行。
それから3年。残された雪音と武雄はふたりだけで、写真館を守る羽目になってしまったのだ。
しかし、客足が遠のいた写真館では借金も返せない。生活だって成り立たない。
そうして父と娘が思い付いたのが、借金発祥の舞台、地下スタジオ活用だったのである。
ようするにこのスタジオで、自称美少女雪音のあられもない写真を撮影販売するという強硬手段に打って出たのだ。
卑猥なビキニの水着姿で、幸せな家族団らんの日々を取り戻そうとモデ
ル業に励む雪音。
シャッターを押し続ける、父武雄。
けれども、世間はそんなに甘くない。
貧乳娘のスレンダー体型写真集では、日々の生活費を稼ぐのが精一杯の有り様である。
そんなある日のこと。
北原写真館を、久藤律子と名乗る女性が訪れてきた。
武雄が密かに運営しているブログサイトを閲覧してきたというのだ。
『ピンクの傀儡子』というふざけたハンドルネームで、武雄は依頼を受けた女性のヌードを撮影し販売。売り上げは、武雄と女性で折半というプランだったのだが、これまでの実績は皆無である。
頼りない父親に代わって、アシスタントを買って出た雪音が律子から話を聞き出すことになる。
それによると、律子の夫は彼女の生身の身体ではなく、ロリ系エロエロ画像にゾッコン♪ということらしい。
ならば、エロ画像にはエロ画像で対抗ということで、律子をモデルに卑猥な撮影が実施されることになる。
アシスタントだった雪音の痴態も巻き込んで、2度に亘るドタバタの撮影会。
30代後半とは思えない律子のグラマラスなボディの前に、すべては円満解決?
痛快官能コメディ『シャッター・チャンス2』の幕が上がる!!