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乳房の谷間まで水着を降ろしたもえもえは思い切りがつかないのか、その手を水着のストラップに当てたまま立ち尽くしていた。
「さぁ……時間が無いから早く……」
車山たちはプールの縁にしゃがみこんで顎で指図した。
逃れることのできない状況に自分を追い込んでしまったもえもえは、羞恥心に震えながら自ら水着を下げていった。
胸まで水に浸かってはいるが次第に白い肌が露出していくのが分かる。
(…………)
揺れ動く透き通った水中で次第に白い乳房の全貌が明かされていった。
露わになっていくもえもえのピンク色の乳輪に男たちは息を潜めて見つめていた。
「おぉっ……」
可憐なもえもえの乳首が姿を表した瞬間、男たちから歓喜に満ちたどよめきの声があがった。
「もう……これで……」
もえもえはふくよかな胸を腕で隠すように廻しながら呟いた。
だが量感のある乳房を彼女の細い腕で隠すことなど所詮は不可能であった。
しかも皮肉にも、もえもえの恥らう動作が男たちの情欲を一層そそる結果となってしまった。
「…………」
男たちはもえもえに向かって首を横に振った。
最後まで脱ぐようにとの無言の催促である。
もえもえはこれで許されるとは思っていなかったが、「やはりだめか」と落胆して首まで身体を水中に沈めた。
(…………)
もえもえは乳房の下まで降ろした水着に手をやると、ゆっくりと下に降ろしていった。
腰骨の辺りまで水着を降ろし終えたもえもえはそっと目を閉じ足先から包まった水着を抜き去った。
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