援交ブルース 第16話

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【第16話】 


「ありさちゃんともっと密着したい……」

そうつぶやいた車井山さんは、いきなり私を床のマットに押し倒した。
脚を頭の方向に曲げられエビのようになった私の腰を抱えた車井山さんは挿入の態勢に入った。

(すごい格好だなぁ……)

(ズニュ~!)

「あぁっ!」
「ううっ!」

(ズンズンズン!ズンズンズン!)

「あっ、ああっ、す、すごい!深く入って来るぅ~、ああ~んっ、あああ~~~~~っ!!」

股間から脳天までまで一気に電流が通り抜けた感じ。
あまりの気持ちよさに泣けてきちゃった。

「あああっ、そんな~!すごっ!すごい!いやぁ~~~ん!!」

(ズンズンズン!ズンズンズン!)

何が何だか訳が分からなくなってきた。
身体がひとりでにピクピクと痙攣している。
これって絶頂の前兆なの?

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~!!!!!」

快感が渦を巻いて頭まで昇り詰める。
身体が魚のように大きく跳ねた。
車井山さんは熱した身体でしっかりと私を抱いてくれた。
頭の中はもう真っ白になっている。

「イッちゃたのかな?じゃあ、僕もそろそろ……」

車井山さんはそうつぶやくと、先程以上に激しく腰を動かし始めた。

(ズンズンズン!ズンズンズン!)

「はぁはぁはぁ!はぁはぁはぁ!」

車井山さんの真剣な表情を見ていると、私は幸せな気持ちになった。
私までが嬉しくなってしまう。
同じエッチであっても、本気と遊びではこちらに伝わってくる感覚が全く違う。

あぁ…さっきイッたばかりなのに、またジンジンしてきた。

「ありさちゃん、とても可愛いよ、すごくいいよ~…」

車井山さんは私に繰り返しそう言うと「ううっ!」と苦しそうな声をあげた。
それと同時に私に二度目の絶頂が訪れた。

「あうっ、あっ、あぁぁ~!あぁっ、いっちゃう、いっちゃう、いっちゃう~~~~~~~!!!!!」

イク瞬間、私は懸命に腰を振って、車井山さんにしがみついた。

ふたりがほぼ同時に達した後、汗びっしょりになっていた。
だって風呂場でこんなに激しいエッチをしたんだもの。
車井山さんの汗と私の汗、それに湯気も混ざり合って、ふたりともホースで水を浴びたみたいに、びしょびしょになっていた。
もちろん私のアソコもびしょびしょだし。

(あれ……?)

車井山さんもイッたはずなのに、オチンチンをまだ抜かない。
それに多少縮んだ気はするが、まだかなり硬い。
車井山さんは私の髪を撫でながらポツリとつぶやいた。

「ありさちゃん……すごく良かったぁ……」
「うふ、私もす~ごく感じたぁ~」
「ありさちゃん、君が好きだ……」
「嬉しい……ありさも車井山さんのことが大好き。ありさね、車井山さんに約束するよ」
「何を?」
「もう二度と援交はしないって」
「そうなんだ!?いいことだ!」
「だって、ありさ、素敵な恋を見つけたんだもの」
「どこで?」
「そんなぁ~!車井山さんの意地悪ぅ~!」
「ははははははは~。でも、よかった。ありさちゃんが決心してくれて」
「でも不思議だねえ。車井山さんとは会ったのはまだ2回目なのに」
「僕も直感的にありさちゃんとはきっともう一度会えるって信じていたよ」
「ほんと?」
「ほんとうだよ」
「そうなんだ。私も車井山さんと初めて会った日から、ずっと車井山さんのこと、忘れられなくて……」
「いつかはこうなる運命だったのかも知れないね」
「そう、ふたりは不思議な赤い糸で結ばれていたのかも」
「赤い糸か」
「そう赤い糸……」

車井山さんはそっと頬にキスをしてやさしく囁いた。

「ありさちゃん、お清めの儀式が終わったので、今からベッドに潜っていっぱいエッチしようか?」
「ええっ!?えええええ~~~~~!?今お風呂でしたことエッチだったような気がするんですけどぉ……。まあ、いっか~。は~い!お願いしま~~~す!」

かなり汗をかいたので、風呂を出る前にもう一度シャワーを浴びることにした。
シャワーヘッドから勢いよく出るお湯がとても心地よい。

汗を拭ってバスタオルを巻きつけた私を車井山さんは軽々と抱き上げて、お姫様だっこのままベッドルームに運んでくれた。
浴室に長くいたせいか、部屋の凛とした冷たい空気がとても心地よく感じられた。

車井山さんはそっと私をベッドに下ろす。
期待に胸ときめく一瞬。
たとえ刹那の瞬間でもいい、愛する人と快楽の世界をさまよいたい。

16歳になったとき、好奇心から始まった2つ先輩との初体験。
そして18歳になった今、身も心も痺れてしまうような本当の恋に巡り会った。

【援交ブルース 完】

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